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9月, 2013 | 春翠

2013年 9月

切断機で勾玉の原型を切り抜きました。

黒い線で割れる様子がなかったので、勾玉の胴体に斜めに入るように切り抜きました。

ここで割れなかったら、ちょっと粋な勾玉になりそうです。

 

青翡翠原石勾玉 青翡翠勾玉 青翡翠

 

9/28に大須の骨董市へ行ってきました。

土曜日ということもあり、昼頃に行った時にはかなりの人で賑わっていました。

いつものように女性や外国人が多い。

今回は眼につくようなものがなかったので、何も買いませんでした。

境内から中古カメラ店へ行く途中に、可愛い女の子とすれ違いましたが、

何と、テレビドラマ・家政婦のミタに子役で出演した本田望結(みゆ)ちゃんで、

スタッフと一緒に食事に行くところの様でした。

とっさのことで、残念ながら写真は撮れず。

大須の商店街のうなぎ屋の中でロケをしているようでした。

 

大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28大須骨董市 H25.9.28

 

 

 

 

 

 

 

岐阜のYさんから譲り受けた、大所産の青翡翠を勾玉に加工します。

濃い青緑色で透明度がほとんどありませんが、面白い色合いなので

仕上がりに期待が持てます。

2kgほどの原石を半分に切断し、その一方のブロックから翡翠の板を

3枚切り出しました。

 

青翡翠原石青翡翠原石青翡翠原石

 

研磨がやっと終わりました。

全部をペーパーの1500番まで研磨した後、大勾玉は800番、大珠は600番まで

戻して研磨し直しました。

この2つは艶消し状態になっています。

どれも白地に緑が栄えて、気品があって若々しく、美しさの中に力強さを感じます。

サビが入っていますがあまり気にはならず、むしろ古代に作られたもののような

雰囲気があります。

大きさは、大珠で105×37×16mm、大勾玉で60×40×18mm、

その他は25mm前後です。

 

勾玉 大珠 圧砕翡翠勾玉 大珠 圧砕翡翠勾玉 大珠 圧砕翡翠勾玉 大珠 圧砕翡翠勾玉 大珠 圧砕翡翠

勾玉 大珠 圧砕翡翠

 

ルーターで眼を開け、ペーパーの180番で軽く磨きました。

いつも、眼を開ける位置と大きさには気を使います。

勾玉が厚いので両側から穿孔しました。

画像でみると眼が少し小さいようなので、もう少し大きくしてから研磨します。

 

勾玉 大珠 圧砕翡翠勾玉 大珠 圧砕翡翠

グラインダーで成形しました。

大きいので削る量も多く、成形に時間がかかりました。

サビをできるだけ削り取る予定でしたが、やむなく残ってしまいました。

サビを削り取ったため、小さな大珠の形が牙のようになりました。

大珠は約100mm、勾玉は約60mmになりそうです。

 

勾玉 大珠 圧砕翡翠勾玉 大珠 圧砕翡翠

 

翡翠の板から、勾玉と大珠の原型を切り抜きました。

石目は避けましたが、サビがどうしても入ってしまいました。

これから削っていく時にできるだけ取り除きますが、サビが全体に散らばっているので、

どうなるかは成形が終わるまで分かりません。

 

勾玉 大珠 圧砕翡翠勾玉 大珠 圧砕翡翠

 

 

小滝産の圧砕翡翠の原石を切断した所、幸運にも石目とサビが比較的少ない所があったので、

大きな勾玉と大珠を作ろうと思います。

3枚目の板にはサビが多くて大きい勾玉はできないので、小さいものにします。

 

翡翠の板翡翠の板

 

 

3日目で研磨完了です。

ペーパーで2000番までと、最終はダイヤセラミカの3000番の仕上げ研磨です。

小さいながらも、それぞれが個性的で可愛い勾玉たちです。

大きさは、白の獣形勾玉で30×18×8.5mm、ラベンダーの獣形勾玉の小さい方で

27×18×9mm、牙形大珠で36.5×13×7.5mmです。

他のものは30mm前後です。

 

勾玉 大珠 翡翠勾玉 大珠 翡翠

 

勾玉 大珠 翡翠勾玉 大珠 翡翠

 

9/15(日)の土日工房の翡翠市で販売するために、端材を活用して小物を

製作しました。

これらはすでに完成して、翡翠市で販売した物です。

せっかくなので、製作過程を2回に分けて紹介します。

製作途中で割れたり、石目を削り取ったりして形が変わっている物もあります。

 

切り抜き 翡翠

切り抜き 翡翠

成形 翡翠

成形 翡翠

開眼 翡翠

開眼 翡翠

 

 

 

 

 

 

 

 

翡翠探し 43-4 3日目

(2013.09.20 1:00 AM)

3日目(9/16)は台風の影響で土砂降り。

姫川も青海川も増水して濁流がものすごい勢いで流れていました。

翡翠探しは諦めて、岐阜のYさんと落ち合ってから、午前9時半に青海の

匠・豊翠さんを訪ねました。

自慢の翡翠の数々を見せてもらいながら、翡翠談義に花が咲き1時過ぎまで

お邪魔してしまいました。

青海川で拾った白い原石を見てもらったら、白い部分はゾイサイトとロディン岩で

青の粒はイトイガワアイトではないとのことでした。

Yさんと別れてから名古屋に帰る途中、小滝のポポさんにより翡翠談義をして、

午後3時半に帰路につきました。

長野道の塩尻北と塩尻の間で土砂崩れがあり、一時通行止めになった影響でひどい

渋滞に巻き込まれてしまいました。

いつもより2時間近くも余計に時間がかかってしまい、帰宅が午後11時になって

しまいました。

 

土砂降りの雨 根知

土砂降りの雨 根知

姫川の濁流

姫川の濁流

青海川の濁流

青海川の濁流

小滝川の濁流 ポポさん前

小滝川の濁流 ポポさん前

土砂崩れ 長野道

土砂崩れ 長野道

ヒスイ王国館のポスター

ヒスイ王国館のポスター

 

 

 

 

 

 

翡翠探し 43-3 2日目

(2013.09.19 1:00 AM)

2日目(9/15)は市振の翡翠市の日。

午前8時に土日工房へ行き、出店の準備をしました。

小雨模様の天気でしたが、9時前からお客さんが来店して翡翠市が賑わいました。

店番をしていたので、翡翠市の賑わいの様子を写真に撮る時間がありませんでした。

かなり上質な翡翠で作った勾玉を特別価格で販売しましたので、これを買われた方は

交通費を払っても充分おつりが来るのでは、、、。

また、遠方より私に会いに来られた方もいて、とても嬉しかったです。

ついついサービスしてしまいました。

次回(10/20)も、この翡翠市だけの特別価格で勾玉を販売しますので、ぜひお立ち寄り

ください。

午後4時に翡翠市を終了。

後片付けをしてから市振の翡翠販売店へ行き、常連さんと午後5時半まで翡翠談義でした。

縁結人さん、関白鴨葱さんと別れてから、市振海岸の夕暮れの写真を撮ろうとして

向いの駐車場へ行ったら、丁度翡翠拾いを終えた家族連れの三人がいました。

話を聞いたら、京都から翡翠拾いに来ている家族でした。

奥さんの京都弁を聞いて、若い時に住んでいた京都を懐かしく思いだしました。

翡翠が拾えなかったそうなので、男の子に白翡翠をあげました。

次の日は、京都は大変な水害に遭っているので、この家族が心配です、、。

最後は根知の匠・古吹さん宅を訪ねて、午後7時から9時まで翡翠談義でした。

 

土日工房の翡翠市 市振

土日工房の翡翠市 市振

土日工房の翡翠市 市振

土日工房の翡翠市 市振

土日工房の翡翠市 市振

土日工房の翡翠市 市振

土日工房の翡翠市 市振

土日工房の翡翠市 市振

市振の翡翠販売店

市振の翡翠販売店

市振海岸の夕暮れ

市振海岸の夕暮れ

 

 

 

 

 

 

 

翡翠探し 43-2 1日目

(2013.09.18 1:00 AM)

1日目(9/14)は、途中の中央道のサーピスエリアで寝過ごし、糸魚川に着いたのが

午前9時頃になってしまいました。

すでに気温が28℃に上がっていたので、海には行かず青海川に直行。

探し始めてすぐに、大きな白い石を見つけましたが翡翠ではありませんでした。

しかし、表面を注意して見ると青いつぶつぶが散らばっていました。

最近加工したラベンダー翡翠の表面にあったイトイガワアイトに似ていたので、

ラベンダー翡翠以外にもイトイガワアイトが入った原石があるかもしれないと思って、

25kgほどの原石を苦労して車まで運び入れました。

その後は、のんびりと河原や川底を探して10個ほどの灰色や黒色の翡翠を拾いました。

今回も足下から飛び出した動物がいました。ヤマカガシでした。

普段はおとなしいヘビですが、マムシの3倍の猛毒を盛っていると言われているので

かまれないように注意が必要です。

頭の黄色い帯と胴体の赤い模様が奇麗なので、思わず写真を撮りました。

昼の12時まで探した後、2時間ほど仮眠を摂り、午後3時にヒスイ原石館へ。

岐阜のYさんや翠宝堂の廣川さん、いつもの常連さんたちと5時半まで楽しく翡翠談義

でした。

苦労して運び上げた白い原石を見てもらいましたが、青いつぶつぶはイトイガワアイト

ではないと言うことでした。

がっかりしましたが、新たな疑問がわいてきました。

イトイガワアイトでなければ、この青い粒は一体どんな鉱物なんだろうか?

 

秋の気配 青海川

秋の気配 青海川

大きな白い原石 青海川

大きな白い原石 青海川

謎の青い粒々 青海川

謎の青い粒々 青海川

水中のヒスイ 青海川

水中の翡翠 青海川

青海川の成果 翡翠

青海川の成果 翡翠

ヤマカガシ 青海川

ヤマカガシ 青海川

青海川の涼

青海川の涼

ツリフネソウ 青海川

ツリフネソウ 青海川

キツリフネソウ 青海川

キツリフネソウ 青海川

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翡翠探し 43-1 成果

(2013.09.17 1:00 AM)

9/14(土)から9/16(月)まで糸魚川で翡翠探しをしてきました。

1日目は晴れで、午前中は青海川で翡翠探し、午後はヒスイ原石館で翡翠談義。

翡翠探しの成果は中・小の翡翠が10個ほどでした。

2日目は小雨の中、どにち工房で勾玉販売。その後は市振の翡翠販売店で翡翠談義。

前回よりたくさんのお客さんで、勾玉もそこそこ売れました。

3日目は台風の影響で土砂降り。昼過ぎまで青海の匠・豊翠さん宅で翡翠談義翠。

姫川、青海川、小滝川とも増水して濁流が渦をなし、転がっている岩がごろんごろんと

音を立てていました。

帰りに小滝のポポさんに寄ってから、午後3時半に帰路につきました。

詳しくは明日よりします。

 

青海川の成果 1日目

青海川の成果 1日目

どにち工房翡翠市 2日目

どにち工房翡翠市 2日目

青海川の濁流 3日目

青海川の濁流 3日目

 

 

 

 

 

コレクション拝見

(2013.09.14 1:00 AM)

先週の木曜日(9/4)に岐阜県のYさん宅を訪問して、長年に渡って収集された

コレクションを見せて頂きました。

地元の土岐石や菊花石、桜石、水晶、さらに糸魚川翡翠、桃簾石など、種類の多さと

質の高さに驚きました。

菊花石は加工した物はなく、自然のままで菊の花が出ている希少な物ばかりでした。

青海川の流れの中で拾われた、イトイガワアイトの青い筋が鮮明に入ったラベンダー翡翠

も展示してありました。

帰りには桃簾石や青翡翠、桜石を頂きましたので、お礼にこれらで作品を作ってお返しを

したいと考えています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9/14(金)から9/16(月)まで糸魚川で翡翠探しをします。

また、9/15(日)は市振の土日工房の翡翠市に出店します。

お時間がありましたら、お立ち寄りください。

 

菊化石 岐阜のY氏所蔵

菊花石 岐阜のY氏所蔵

菊化石 岐阜のY氏所蔵

菊花石 岐阜のY氏所蔵

菊花石 岐阜のY氏所蔵

菊花石 岐阜のY氏所蔵

土岐石 岐阜のY氏所蔵

土岐石 岐阜のY氏所蔵

桜石 岐阜のY氏所蔵

桜石 岐阜のY氏所蔵

糸魚川翡翠 岐阜のY氏所蔵

糸魚川翡翠       岐阜のY氏所蔵

イトイガワアイト入りラベンダー翡翠 岐阜のY氏所蔵

イトイガワアイト入り        ラベンダー翡翠 岐阜のY氏所蔵

デュモルチ 桃簾石 岐阜のY氏所蔵

デュモルチ 桃簾石   岐阜のY氏所蔵

桃簾石(チューライト) 岐阜のY氏所蔵

桃簾石(チューライト) 岐阜のY氏所蔵

 

 

 

 

 

 

 

今回は小滝産の圧砕翡翠を加工しましたが、石目やサビが思ったように削れなくて、

最後まで残ってしまいました。

ヘーパーで800番まで磨きましたが、石目やサビが目立ってきてしまい、結局

400番まで戻して艶消し状態にして、最後は600番で軽く磨いて終了でした。

小さな勾玉はペーパーの1500番まで磨いて、ダイヤセラミカの3000番で終了です。

大珠は艶消し状態、勾玉は艶出し状態です。

大珠はサビのせいもあって出土品のような味わいが漂っています。

石目やサビの部分を汚れと見るか味わいと捉えるかは人それぞれですが、それにしても

今回はこれらに大いに苦しめられました。

大きさは、画像1枚目の左の勾玉で28×20×8mm、左の大珠で74×23×17mm、

中の大珠で67.5×21×16mm、右の大珠で54×16×13mm、です。

 

大珠 勾玉 圧砕翡翠大珠 勾玉 圧砕翡翠

 

大珠 勾玉 圧砕翡翠大珠 勾玉 圧砕翡翠

ルーターでヒモを通す孔を開けました。

この孔は大珠の眼に当たるもので、この位置によって表情が大きく変わってしまいます。

勾玉の時もそうですが、いつも眼の位置に悩みます。

バランス的に丁度良い位置に奇麗な翠が入っている時には特にそうです。

 

大珠 勾玉 圧砕翡翠大珠 勾玉 圧砕翡翠

 

 

 

グラインダーで削って形を整えましたが、削る量が多くて時間がかかりました。

石目とサビはできるだけ削り落としましたが、奇麗な緑の部分は残さなければ

ならないので、削る程度を見極めるのが難しい作業でした。

 

大珠 勾玉 圧砕翡翠大珠 勾玉 圧砕翡翠

 

 

小滝産の圧砕翡翠で大きめの大珠を作ります。

白地に翠の斑模様が入った翡翠で、最近ではあまり見かけない希少な翡翠です。

このタイプには細かな石目が入っているのが普通ですが、幸いにこの原石には

あまり入っていません。

しかし、サビが中に入り込んでいて所々黄色く変色しています。

石目とサビの部分をできるだけ避けて、切断機で大珠の形に切り抜き、ついでに

角の部分も切り取りました。

 

大珠 圧砕翡翠大珠 圧砕翡翠大珠 圧砕翡翠

 

 

 

 

ペーパーで2000番まで研磨した後、ダイヤセラミカの3000番で仕上げ研磨しました。

今回は、糸魚川石が入っているので目立たせるために艶を出しましたが、研磨すると

表面に見えている糸魚川石が削られてなくなってしまう恐れもありました。

しかし、何とか消えずに残りました。

糸魚川石(イトイガワアイト)と蓮華石が入った希少な勾玉家族です。

青い所が糸魚川石、黒い所が蓮華石です。

大きさは、1枚目の画像の左で32×22×11mm、中左で30×21×11mm、

中右で31×18.5×11mm、右で34×22×11mmです。

 

糸魚川石入り勾玉 ラベンダー翡翠糸魚川石入り勾玉 ラベンダー翡翠

 

糸魚川石入り勾玉 ラベンダー翡翠糸魚川石入り勾玉 ラベンダー翡翠

 

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