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5月, 2016 | 春翠

2016年 5月

前回の翡翠加工275と原石が同じ翡翠板を加工して禽獣首勾玉を製作します。

縄文時代の自由奔放な形の勾玉(縄文勾玉)が気に入っているので、今回も続けて

作ってみたくなりました。

まず、おおよその形に切り抜きました。

 

獣首勾玉 翡翠獣首勾玉 翡翠

 

獣首勾玉 翡翠獣首勾玉 翡翠

ペーパーの320番まで研磨して完成です。

砂岩の砥石で研磨した縄文時代の雰囲気を出すために、少し艶が出てきたところで

研磨をやめました。

成形に苦労しましたが、大らかで自由奔放、若々しくて力強い禽獣首勾玉になり

ました。白と薄緑の配色が絶妙で、上品さも感じます。

大きい方に石目がありますが、あまり気になりません。

大きさは、大きい方が48×30×16.5mm、41×24×14.5mmです。

 

禽獣首勾玉 翡翠禽獣首勾玉 翡翠

 

禽獣首勾玉 翡翠禽獣首勾玉 翡翠

 

 

5/28(土)に大須の骨董市へ行きました。

午前9時前の境内はすでに骨董を買い求める多くの人で賑わっていました。

昔の記憶がよみがえるのでしょうか、みなさん懐かしそうに骨董品やガラクタに見入って

いました。

最近は以前に増して、外国人をたくさん見かけ、英語や中国語などの会話をよく耳にします。

今回も腕時計を買いましたが、そのなかにエコドライブという普通の電池と太陽電池が組み

合わされた時計が2個あり、電池交換しようとして分解してみたら何と大手の電気店にも

売っていない特殊な電池(充電式の二次電池)でした。

文字盤に組み込んだ太陽電池で発電して節電するアイデアは良いけれど、メンテナンスの面では

マイナスかも知れません。ネットで調べたら、二次電池は1,500円でした。

 

大須骨董市 2016.5.28大須骨董市 2016.5.28大須骨董市 2016.5.28大須骨董市 2016.5.28大須骨董市 2016.5.28大須骨董市 2016.5.28大須骨董市 2016.5.28大須骨董市 2016.5.28大須骨董市 2016.5.28大須骨董市 2016.5.28大須骨董市 2016.5.28

大須骨董市 2016.5.28

購入した腕時計

 

 

 

ルーターで頭に最後の細い線を刻み、その後に全体の形を整えました。

縄文時代では薄い石板か竹や木を使って線刻したと思われるので、細くてシャープな線は

刻めなかったと思い、この作品には意図的に太めで大まかな線を刻みました。

 

禽獣首勾玉 翡翠 禽獣首勾玉 翡翠

 

ルーターで眼を開けました。

眼の周りの彫りが深い不思議な飾りが、素朴で力強い縄文の雰囲気を

出していると思います。

 

禽獣首勾玉 翡翠禽獣首勾玉 翡翠

グラインダーで成形しました。

成形といっても大まかなもので、眼が開けてからもう一度丁寧な成形が必要です。

複雑な形の禽獣首勾玉の成形は普通の勾玉の3倍ほど時間がかかります。

 

禽獣首勾玉 圧砕翡翠禽獣首勾玉 圧砕翡翠

翡翠加工266、270、271で使用した翡翠板の残りの一枚から、縄文の雰囲気漂う

禽獣首勾玉を製作します。

まず板を石目で割って、それぞれからおおよその形を切り抜き角を落としました。

 

禽獣首勾玉 翡翠禽獣首勾玉 翡翠禽獣首勾玉 翡翠

始めは粗めのペーパーで、最後は中目の砥石で研磨して完成です。

艶消し状態で翡翠輝石の小さな結晶がキラキラして見えています。

茶色のサビや石目が入っていますが、白地に鮮緑が網目状に入った圧砕翡翠独特の模様が

素朴で力強く、また鮮緑の若々しさと相まって、とても魅力的な大珠になりました。

大きい方の大珠の片面に取りきれなかった窪みがありますが、全体の雰囲気を壊すほどでは

ありません。

大きさは、大きい方が84×25.5×15mm、小さい方が66×20×16mmです。

 

大珠 圧砕翡翠大珠 圧砕翡翠

 

大珠 圧砕翡翠大珠 圧砕翡翠

 

翡翠加工・大珠 274-3 開眼

(2016.05.23 1:00 AM)

ルーターで眼を開けました。

眼を見開いた凛々しい若者の立ち姿が眼に浮かびます。

 

大珠 圧砕翡翠大珠 圧砕翡翠

翡翠加工・大珠 274-2 成形

(2016.05.22 1:00 AM)

グラインダーで成形しました。

今回も左右非対称にしてあります。

大きい大珠に窪みが残っていますが、これを取り除くまで切削すると大珠の厚みが

薄くなってしまうので、どうするか思案中です。

 

大珠 圧砕翡翠大珠 圧砕翡翠

あらかじめ薄く割っておいた、小滝の圧砕翡翠を加工して大珠を製作します。

まず、緑の模様の入った部分から大珠のおおよその形を切り抜き、軽く角を

落としました。

茶色のサビが入っていますが、緑の模様がいい感じに入りました。

 

圧砕翡翠圧砕翡翠

 

大珠 圧砕翡翠大珠 圧砕翡翠

5/18(水)に大須の骨董市へ行きました。

午前9時前に境内へ入ると既に多くの人で賑わっていました。

朝方は少しひんやりとしたのでジャージを着て行きましたが、昼近くになるとかなり

暖かくなったので、ジャージを脱いで半袖になり各店を見て回りました。

外国人の姿をよく見かけますが、身振り手振りと片言の英語、日本語で商談しています。

市振の翡翠市もこの位賑わうと面白いだろうなと羨ましく思いました。

レンズ付きのニコンFを2台見つけましたが、もう何台も所有しているタイプなので購入を

控えて、いつものガラクタを販売する店で腕時計をたくさん買いました。

安いのでついつい買いすぎて合計13台、自分でも呆れてしまいます。

これらは電池を入れ替えたら快調に動き出し、入れ替えても動かなかった一台も注油したら

動くようになりました。

電池切れで動かなくなると電池の入れ替えが面倒なので、新しい時計に買い換えてしまう

のでしょうか、勿体無い話です。

 

大須骨董市 2016.5.18大須骨董市 2016.5.18大須骨董市 2016.5.18大須骨董市 2016.5.18大須骨董市 2016.5.18大須骨董市 2016.5.18大須骨董市 2016.5.18大須骨董市 2016.5.18大須骨董市 2016.5.18
大須骨董市 2016.5.18大須骨董市 2016.5.18

大須骨董市 2016.5.18

購入した時計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翡翠探し 85-3 3日目

(2016.05.19 1:00 AM)

3日目(5/16)も朝から晴れて上天気。

今日は名古屋へ帰る日なので、午前中に翡翠を探すことにして午前6時半に青海川へ。

空気がひんやりとして気持ちが爽やか、オオルリやイカル、ホオジロ、キセキレイなどの

さえずりの中を張り切って翡翠を探しましたが、先客の足跡だらけで翡翠らしき石は

ほとんど裏返してありました。

それでも3時間粘って、なんとか黒色と白色の翡翠を拾いました。

黒翡翠の方は、全体に丸みを帯びた体の表面に何本もの筋が入って水石向きです。

この後は大野の翡翠販売店で休憩をさせてもらいながら翡翠談義、そして最後は小滝の

翡翠販売店・ポポへ寄って、午後3時頃に帰路につきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回の翡翠紀行で、翡翠を取り巻く状況が厳しくなっていることをつくづく感じました。

新しい原石の供給が少ないせいか、加工に向いた原石がなかなか手に入りません。

たまにあっても極めて高価なので、勾玉や大珠に加工して売っても採算が取れない状態

です。もっとも製品の価格をあげればいいのですが、それではお客さんの購買意欲を

減退させてしまいます。

例えて言えば「餅より餅米の方が高い」状態なので、わざわさ高い餅米を買って安い餅を

作る気がしません。

これからは綺麗で高価な原石にとらわれずに、焦らずに掘り出し物を気長に待ったり、

手持ちの原石を地道に加工したりしていこうと思っています。

70歳近い年を考えると、欲張って新たに原石を購入するよりも、手持ちの原石を消化して

いくのが一番だと思いはじめました。

 

青海川

青海川

ウツギ 青海川

ウツギ 青海川

タニウツギ 青海川

タニウツギ 青海川

青海川の清流

青海川の清流

青海川の成果 翡翠2個

青海川の成果 翡翠2個

姫川 大野付近

姫川 大野付近

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翡翠探し 85-2 2日目

(2016.05.18 1:00 AM)

2日目(5/15)は市振で翡翠市がある日です。

午前8時に市振の土日工房へ行き、勾玉販売の準備をしました。

朝から晴天で多くの来場者を期待しましたが、午前中は予想に反して客足が鈍く

心配しました。

午後も過ぎてから徐々に来場者があり一安心でしたが、例年に比べて客足は鈍いと

感じました。やっぱり、翡翠人口が減っているのでしょうか、、、。

糸魚川翡翠や勾玉の魅力をもっともっとアピールする必要を痛感しました。

幸運にも、翡翠ハンターのIさんが採取された上質翡翠を見せてもらいました。

白地に薄い緑が入っている翡翠ですが、ライトを当てると全体が鮮緑に染まる希少な

上質翡翠です。ひとつは持っていたいお宝翡翠ですね。

午後4時に翡翠市を終了して宮崎海岸、青海川と回って翡翠を探しましたが成果は無し、

最後は須沢海岸で夕日を見て本日終了です。

 

土日工房翡翠市 市振土日工房翡翠市 市振土日工房翡翠市 市振土日工房翡翠市 市振

土日工房翡翠市 市振

上質翡翠 Iさん採取

土日工房翡翠市 市振

左の上質翡翠の透過光

 

 

 

翡翠探し 85-1 1日目

(2016.05.17 1:00 AM)

5/14(土)から5/16(月)まで、翠風展の見学と市振翡翠市での翡翠販売を兼ねて

糸魚川へ行ってきました。

まずは1日目(5/14)

午前9時過ぎに会場のヒスイ王国館へ行きました。

去年は駐車場がいっぱいだったのに、今年は空きがあってすんなりと駐車できたので

すぐに1階の翡翠販売会場へ行き、加工向きの原石を探しました。

残念ながら手頃な価格で加工向きのものはなく、良いなと思つたものは高価すぎて

買うのを諦めかけましたが、一つだけ黒の地の中に灰色とピンクの斑点が散らばって

いる原石を見つけて買いました。姫川採取でピンク以外は翡翠だと言うことでしたが、

あまり見かけない謎の石です。ひょっとしたらバラ輝石かもしれません。

模様が面白いので、いずれ加工したいと考えています。

この後は午後1時過ぎまで、2階の真柏や山野草を鑑賞したり、また一階へ戻ったりして

いつもの常連さんたちと翡翠談義をして楽しみました。

ひとつ気になることは、年ごとに翡翠を買い求めに来る人が減っていることです。

魅力的な翡翠が少なくなったせいか、あまりにも高価になったせいなのか、あるいは

ネット販売に押されているのか、少し寂しい思いがします。

糸魚川市をあげて安定的に原石が供給されるような仕組みを作らない限り、このまま

翡翠人口の減少が続くかもしれません。

午後2時時頃に市振の翡翠販売店へ行き、いつものように翡翠談義。

ここで小さなロウカン質の白翡翠を見せてもらいました。

透過光はご覧の通り息を呑むような美しさです。

最後は市振海岸で夕暮れまで翡翠を探しましたが成果なしで、拾い尽くされているような

感じでした。

 

翠風展 展示会場

翠風展 展示会場

翠風展 展示会場

翠風展 展示会場

翠風展 展示会場

翠風展 展示会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

翡翠即売会場

購入した謎の石

購入した謎の石

ロウカン質の翡翠 市振翡翠販売店・Tさん所有

ロウカン質の翡翠   市振翡翠販売店・Tさん所有

市振海岸 西

市振海岸 西

春翠コレクションを製作してきた時にできた端材の中から、石目の少ないきれいな色の

ものを選び出して、小さめの勾玉や垂飾を製作しました。

大きさは15mmから28mmまでといろいろで、色もきれいで緑、白、黒、ラベンダー

と揃っています。

小さくても個性的で存在感があります。

 

小物たち 翡翠小物たち 翡翠

 

小物たち 翡翠小物たち 翡翠

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5/14(土)から5/16(月)まで翡翠拾いと翠風展見学のため糸魚川へ行ってきます。

また、5/15(日)には市振の翡翠市に出店して、ブログに投稿した勾玉や大珠を販売

しますので、ぜひお立ち寄りください。

 

勾玉はペーパーの1,500番まで、大珠は中目の砥石の研磨で完成です。

勾玉は鏡面状態で大珠は艶消し状態で、どちらも青の模様が涼やかでどこか野性味も

感じる洒落た作品です。

大きさは画像一枚目の左より、37×24×15mm、30×20×10.5mm、37×20×10mm、

58.5××21.515mmです。

 

勾玉 大珠 翡翠勾玉 大珠 翡翠

 

勾玉 大珠 翡翠勾玉 大珠 翡翠

ルーターで眼を開けました。

開眼前と比べると、生き生きと見えます。

やっぱり、眼を開けるということは命を吹き込むことなんですね。

天気の悪い日に撮影したので色の再現性はよくないですが、かえって独特の青色の模様の

入り具合がよくわかります。

 

勾玉 大珠 翡翠勾玉 大珠 翡翠

 

グラインダーでおおよその形に成形しました。

青の模様を勾玉の顔や腰、足の部分に入れることができました。

 

勾玉 大珠 翡翠勾玉 大珠 翡翠

 

横川の青翡翠を加工して勾玉と大珠を製作します。

ここの青翡翠には、うっすらとラペンダー色がかった灰色地に青色の斑や流水紋が

入っています。

最近では、色が濃く模様がはっきりした原石を見かけなくなりました。

まず、模様がきれいなところから勾玉と大珠の原型を切り抜きました。

 

勾玉 大珠 翡翠勾玉 大珠 翡翠

 

勾玉 大珠 翡翠勾玉 大珠 翡翠

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