翡翠加工・ 大型大珠と勾玉 99-5 研磨完了

今回はペーパーの400番で研磨終了です。

サイズが大きくて石目やサビが入っているので、あまり研磨しても内部の汚れが

目立ってきて、奇麗にならないと思って艶消し状態にしました。

結晶がキラキラしていて、触ってみるとサラサラの感じで 心地よいです。

大きな大珠なので、ズシリとくる重量感があり、模様と相まって存在感抜群です。

大きさは大珠で92×29×13.5mmと87×23×13.5mm、勾玉で38×26×13.5mmです。

 

勾玉 大珠 翡翠勾玉 大珠 翡翠

 

勾玉 大珠 翡翠勾玉 大珠 翡翠

 

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春翠さんお久しぶりです。
この石のシリーズいいですね。
今回のは大きさもあるので存在感抜群ですね。

小さい方の大珠まいコレクションに是非入れたいと思いますが、
お値段の方は…。

縁結人 :

この前制作されてた新作をストーンバザールのおかみさんがブログでさっそく紹介されてましたよ!これまで出品された大珠は完売だそうですね!人気がありますね!

これだけの大きさになると、見えなくてもいい部分も見えてくるのですね。艶消しという手法も縄文の匠さんたちは意識されてたのでしょうか?

石目やサビや違う鉱物などいろんなものを取り込んだ表情を見せてくれてる翡翠ならではの難しさでしょうね!

以前、研究されていた方から伝え聞いた話では、大麻で編んだ紐を通してぶら下げていただろうとのこと。でも、あの15・9センチクラス(それでも歴代3位とのこと)だと重くて長時間首から提げてるのはさすがに辛いだろうから、祭祀の際に何かに引っ掛けるなどして用いたのではと言っておられたのを思い出しました。

これまでに制作されたこれくらいのサイズの数百グラムの大珠を、入手された皆さんはどのように使われているんですかね?興味がわいてきます!

春翠 :

ミエスケさん、今晩は。

この小滝産圧砕翡翠は石目やサビがあるものの、鮮緑のロウカン質が部分的に
入っている、なかなか癖のある翡翠です。
しかし、こうして大きな大珠に加工してみると、この独特の癖になっている
白と緑の斑模様やサビ、石目などが大珠にピッタリとはまって、古代の雰囲気や
存在感を引き出してくれています。
90mm前後の大珠を初めて製作したので、正直言って値段はまだ考えていません。
決まったら改めてこちらからメールしますので、よろしくお願いします。

春翠 :

縁結人さん、今晩は。

調べてみたら、大きな大珠を販売している所が案外無いのですね。
あってもべらぼうに高価、18万円 !!見つけました。
質や大きさにもよるでしょうが、ちょっと高すぎる気がします。
それとも私の付けた価格が安すぎるのか、、、。

縄文時代の攻玉法では砂岩の砥石で翡翠を加工したと思うので、これだと
いくら頑張って磨いてもペーパーの400番ほどの艶しか出ないと思います。
ちょうど宮﨑海岸で採取されるような、自然に良く磨かれた艶消し状態の
勾玉や大珠になったんだろうと思います。

16センチもある翡翠を常時首に下げていたのか、誰が所有したのか、何に
使ったのか、穴が真中近くに開けられたのは何故か、1つの集落で数個しか
見つからないのは何故か、など様々な疑問が湧いてきますね。
今となっては、誰も知ることができない想像の世界です。

縁結人 :

大型の大珠を販売されているショップはあまり無いようです。
以前、宮崎のお店で聞いたことがありますが、なによりいまどき大珠は人気がないし、現代のアクセサリー・宝飾的価値観からしても実用性に乏しいので作らないって感じの回答でした。
確かに常時アクセサリーとして首から提げているには、重くて大きすぎて邪魔かもしれませんね。
それよりも、大きな原石を小さく分割して勾玉やルース、カボジョンカットして指輪などに加工すれば、数が作れるので、商いとして効率的・現実的ということでしょうか?
だから大きなサイズの大珠の制作も販売もされていない感じではないかと想像しております。
18万円の価格が高いかどうか・・・現代の評価基準からどうなのでしょう?
私が想像するに、後々の翡翠の加工品は流通に乗っかるものになっていったと思うのですが(古墳時代辺りでは半島から鉄を輸入する代価として翡翠を輸出したとか)大珠の初期の頃は祈りのツールとしてシャーマンみたいな祭祀を司る人用に、値段をつけての物物交換とかではなく、同じ精神文化というか、今なら同じ宗教(宗派?)のところへもたらされていたものではなかったかと想像しております。もともと値段を付けられる性質のものではなかったのではと思うと、そこは現代の匠としての春翠さんの心ひとつなのかなあと思います。

お寺さんへのお布施を「志」としていくらにするのか悩むみたいなものですかね(笑)

縄文当時の磨きあがりは、400番ほどの艶消しが限界なんですね!現代の宮崎海岸で採取できるつるすべの表面で、透明感があって、結晶がキラキラしているものならば、自然界ではこれ以上望むのは難しいと思えば納得もいけそうです!ついついもっと凄いのがあると思い込みがちでしたが、今後も採取していくのにたいへん参考になります。ありがとうございます。

しんのすけ :

春翠様

初めてコメントさせて頂きます。昨年後半頃から、
春翠様のブログを拝見しております。ブログ上で
発表なさるどの作品も、素人ながら感動いたして
おります。特に、今回の圧搾タイプの作品とか、
入りコン沢青翡翠の作品とか、大変気に入って
おります。
以前圧搾タイプの5cm弱の大珠を購入させて
頂きましたが、その完成度には感服するばかり
で、よく作品を手にしながら、至福の時間に
浸っております。
突然のご相談で大変恐縮なんですが、今回
製作なさった9cmの大珠を、コレクションに
加えさせて頂きたいと考えておりますが、
可能でしょうか?

春翠 :

縁結人さん、今晩は。

確かに、人気のない何時売れるか分からない大きな勾玉や大珠を作るより、
小さな勾玉や大珠、さらに小さな指輪のルースを作って売る方が何倍、何十倍も
儲かるでしょうね。
しかし、強烈な存在感、神々しさ、内包する圧倒的なパワー?、持ったときの
安心感などは、大きな勾玉や大珠でないと感じることができません。
とうも、大きな勾玉や大珠は、身を飾る普通の装飾品とは思えません。
これは、今回作ってみて、持ってみて、初めて理解できましたので、採算が
合わなくても手持ちの原石がある限り、性懲りもなく作り続けるでしょう。
ただ、上質翡翠の原石が高騰している現在、魅力敵な勾玉や大珠を作り続ける
ためには相当の資金が必要になります。
海や川での採集が当てにならない今日、どうしても原石を購入しなければならず、
小滝産の少し大きな上質翡翠原石ならば百万円以上はするでしょう。
これは、半分趣味で加工をしている自分には厳しい環境なのです。
現在手持ちの小滝産圧砕翡翠が無くなれば、大きな勾玉や大珠はできなくなると
思います。

どうしても買う側に立って値段を考えてしまうので、いつも決定まで相当悩みます。
悩んだ末に付けた値段は、大抵は市場価格よりかなり安いことになっています。
年金暮らしの手習いなので、皆さんに喜んで頂ければこれでも良いかなと思っている
今日この頃です。
自分の作品が気に入ってもらえるのが何よりも嬉しいのです。

春翠 :

しんのすけさん、今晩は。

私の作品を気に入って頂き、ありがとうございます。
また、購入もして頂き感謝しています。
上のコメントに書いたように、大型大珠の値段付けに悩んでいます。
決まりましたら、こちらからメールしますので、よろしくお願いします。

縁結人 :

「存在感、神々しさ、内包する圧倒的なパワー、持ったときの安心感」これらは大きくなるほどに増大するのですね!
この感覚は実際に作られていてこそ得られる実感なんでしょうね!
数ある遺跡出土の大珠や勾玉はもとより、現代に作り出された数々の作品を眺めているだけでは決して得られない感覚なんでしょうね!
作品が生まれてくる過程を拝見させて頂きながら、いつもそんな感じがしておりました。
高い志を持った匠が丹念に拘りをもって生み出す作品たちだからこそ、あの「完了」時の活き活きとして楽しそうな集合記念写真になるのでしょうね!

ひとつの原石から、出来るだけ数を取り出せば、より多くの儲けを生み出せるのでしょうが、貴重な良質の原石を惜しみなく使われる春翠さんの作品たちは、その品質からいっても実際に付けられる価格以上のものであることは確かだと思います。

産地周辺で玉造をされている方々の話では、近年ますます売れなくなってきている傾向にあり、価格設定を低く見直したりもされているようです。ネット等での動向はさておき、春翠さんの作品にはいのちが宿っていると思いますので、周りとの比較などは無用で、ご自身の評価で、これからも末永くお元気に作品作りに励まれることが可能な価格設定をされていかれれば良いかと思います。「高い安い」は購入される方の感じることですから、「必要」と思われる方にとって春翠さんが付けられた値段で購入できるのであれば、迷わず購入されることと思います!
もともと儲けようと思って作品を作っておられるわけではないのですから、価格の設定に迷われる心労は最小限にとどめられて、また新たな作品を生み出すことに集中されるのが良いと思います。なかなか難しいことなのかもしれませんが。

現実問題として、自分が思うような良質のサイズのあるものを自然界か直接分け与えてもらえることのチャンスの希少なことは、きっと誰もが感じておられると思いますから、良質の原石を購入することがいかに高くつくかは皆さんもよくわかっておられることと思います。
むしろ作品自身が持つ「存在感、神々しさ、パワー、安心感」こそが石材の質(現実的な市場価格:コスト)よりも大切なことのように思われます!

これからも、ファンのためにも、末永く良質の作品をお元気で作り続けていける価格設定でよろしくお願い致します。悩ましいお気持ちお察し致します。

春翠 :

縁結人さん、今晩は。

原石を見たとたんに、完成した勾玉や大珠のイメージがはっきりと見え、
早く作ってみたいと思うときがあります。
この模様を生かすためにここをこう切断して、こう削ってとワクワク、
ドキドキの至福の時を過ごします。
そして、完成した作品を手に持って眺めたときの満足感、充実感、、、、。
実際に製作されている人はお分かりだと思います。
このブログで少しでも、このような感覚を味わって頂けたら幸甚です。
これからも、自分の感性を信じて自分の作りたい物を自由に作りたいと
思っています。
応援よろしくお願いします。

縁結人 :

昨日、FMMの帰りにブリザードの吹き荒れるなか、ようやく原石館さんに寄ってくることができました。
閉館時間が近かったのでさっと観て帰ろうかと思ってたんですが、館長さんにご挨拶してたら、春翠さん繋がりで、ハンドルネームですぐお分かり頂いて、いろいろ貴重なお話を伺うことができました!
春翠さんの作品も見てきましたよ!
じっくり眺めていたい石たちがたくさんありました!
またお邪魔してゆっくり眺めてきたいと思います!!
ありがとうございました。
なんの力も持ち合わせておりませんが、これからもファンのひとりとして応援させて頂きます。よろしくお願い致します。

春翠 :

縁結人さん、今晩は。

原石館に無事たどり着けて良かったです。
8号線から入ると分かり易いですよ。
ここは、ゆっくりとくつろげる場所で、翡翠ファンには無くてはならない所です。
沢山の翡翠に囲まれて、熱いコーヒーと、お茶を頂きながら翡翠談義を
楽しまれたことと思います。
館長さんは35年間以上も翡翠を集められてきた専門家なので、翡翠にまつわる
色々な話が聞けると思います。
これからも、ぜひ訪ねてください。

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